夜勤専門男性看護師の増加傾向
現在、看護師全体に占める男性看護師の割合は約5%で、そのほとんどが精神科勤務であると言われています。精神科以外では、ICU・手術室・人工透析などで男性看護師の需要が多く、団塊世代が高齢化するにつれて、一般病棟の男性看護師の割合も増加してきています。
看護学校でも男性の入学者は年々増加しており、2001年には男性看護師やそれに関連する男性のネットワーク・コミュニケーションを目的とした「日本男性看護師会」も設立されました。
男性は女性に比べて体力もあり、力仕事もできるので寝たきり患者の体位変換やベッドへの移し変えなど夜勤につきものの仕事もこなせるほか、出産や育児で職場を離れることもなく安定して勤務ができるということで、今は大学病院などをはじめとする多くの医療現場で需要が高まっています。
また、男性看護師によるケアを希望する男性患者も増えており、女性の多い職場特有の人間関係の複雑さを緩和できる、男性が所属することで病棟の雰囲気が変わるといった理由から、男性看護師は歓迎されるようになってきています。看護師専門の求人サイトの男性歓迎コーナーにも多数の病院が登録されていますね。
そして、子育て中の女性が敬遠しがちな夜勤を希望する男性看護師も年々増加しており、男性を対象とした夜勤専門看護師の求人数も、そうした傾向にともなって増えています。男性看護師全体の平均年齢は33.8歳と、女性看護師平均年齢の36.6歳よりもかなり若く、夜間の医療現場での男性看護師の活躍が大いに期待されています。